新たな時代、マネジメントを変化せざるを得ないということがでてきていると考えます。
働き方、考え方は変化し、仕事と生活の融合を必須とする時代が到来しました。
仕事と生活の調和であるワークライフバランスがやっと本当に実践するべき時がきたと思います。
そしてこれらが豊かに融合する”鍵”は「コミュニケーションの”質"」だと考えます。
テレワークを経験した方もいらっしゃると思います。
家庭で仕事をするとなると家族が目に入る、声が聞こえる、場合によってはイライラ感を感じることもでてくるという声を聞きます。
管理職からすると目の前で仕事をする部下の姿をみることができなくなり不安や時には不信感をもつ方もいたかもしれません。
そしてこのような中で重要な役割を果たすのが日々行っているコミュニケーションです。
コミュニケーションの大切さは昔から事あるごとに言われていますが、コミュニケーションはなんとなくできているような・・・気がしてそのまま見逃しているか、上手く伝わらないことで相手を責めたり、自分を責めたりして終わっている方が少なくないと思います。
ではコミュニケーションにおいて何が大切なのか。
それは “質” です。
質を確保するには
・それができたときのイメージ力
・イメージ通りにいっているかを判断する観察力
・イメージ通りにいくためのスキルとその鍛錬
が必要です。
これはモノ作りでも同じだと思います。
コミュニケーションの質は、マインド(思考・意識・心)の質です。
しかしながら質の良さは体験した者にしかわかりません。
この先の時代を豊かにするための重要な要素として
・コミュニケーションの質を知ること
・コミュニケーションの質を磨くこと
・コミュニケーションの質を上げること
雑なコミュニケーションは、人を傷つけ、人を遠ざけ、不信をつくり、孤立を生み、風土を腐らせ、人も企業も家庭も枯れさせます。
家族・社員、身近な人ほど上質なコミュニケーションをとることが大切です。
身近になるほど雑に扱うということがありますが、それは自分を雑に扱っているからこそできることです。
自分とのコミュニケーションを上質にすること。
それは離れて仕事をしても、近くで家族とともにいながらにして仕事をしても調和がとれていくことが豊かさを自分が創り出すことになります。
いよいよ目を外の世界からではなく自らの内へ向ける時がきています。
そして自らの内を豊かに取り扱いその目で外の世界をみたとき、何をどのようにすればさらに仕事も生活も生き方も豊かになるのかが見えてきます。
上質なコミュニケーションを知ることから始めてください。
そして自分のマインドを豊かに取り扱ってください。