先日、「日本経済の将来、日本はどこへむかうのか」というテーマでお話を聞く機会を持ちました。
その中で共感したことが、今日のテーマである競合ではなく協同という点。
十勝のパン屋「満寿屋」さんのお話。
すべて十勝産の食材でパンを製造し10億円の売上を達成されているそうです。
十勝産の小麦で製粉工場もつくっての活躍。素晴らしいです。
これらの売上げが小麦の生産者、製粉工場企業、運送など地域で循環していることが豊かだと考えます。
経費となるものが、地域の誰かの売上となり、その売上のために経費を使う。
お金も体の血液も同じように思います。この循環があるならば、滞ることがなく、麻痺はおこらない。一箇所でも詰まったり動かなくなれば、たちまち連鎖が起こり、動かなくなる。
だからこそ、お互いの会社がお店が健康であることが大切で、お互いに声かけしながら健康で成功のスパイラルを作っていくことが大切だと思うのです。
他にも取り組みをしている自治体はあるそうです。誰もが自分だけが良ければ良いのではなく、みんなで良くなろうと考える豊かな心が大切だと心底思うお話でした。
今までは、切磋琢磨の競争はモノが豊かな時代を作ったと思います。
これからは
切磋琢磨の協同でヒトが豊かな時代を創ることが重要だと思います。
そしてその豊かな心へのサポートをしているのが自社であることを考えると役割の重要さも感じた時間でした。