新たなことを始めるときに経営者やリーダーからお声かけいただきます。理由は、伝えた人たちが新たなことへ行動し始めるために。
まず大切なのは、リーダーが望む未来や望む組織、人となりを言語化すること。
私たちは、その言葉を見れば、読めば自分なりには理解します。とはいえなんとなくですが。
そしてここで伝えたからと安心してしまったり、一旦終わってしまうことはありませんか。
せっかく考えて言葉にしたのですから一人ひとりに、そしてその一人一人が関わりあってのチームとして理解、浸透、納得していかなければ動き始めません。
行動へと表れないのは、自分事になっていないから。自分の言葉になっていないから。自分の中でイメージできていないからです。
言葉としては受け取っているのですが。
行動し始めることができる人は、伝えられたことを自分で解釈し、自分でイメージし、自分で目標を立て、自分でできるための行動を考え、試行錯誤していくことになります。つまりこのようにすでに動き出しているということです。
以前、住宅メーカーで営業をしていたときのことを思い出します。
新商品説明会があるときに、営業は2時間ほどその説明を聞きます。そのときにその商品が「誰に」「どの場所なら」「どのような方法で」「どのように伝えれば」結果がでるかをその時間内に考え、説明会が終わると同時にアポイントを取っていました。
一方多くの営業は、説明のあいだ寝ていたり、新商品の不足部分を探し文句をいったりしていました。当然結果には違いが出てきます。
自ら考える人は結果を出していきますが、動かない人は、この思考をやりなれていないのでトレーニングが必要です。
そしてこの思考を行うにも抵抗がおこり止まることもあります。
この場合は、この抵抗を解除することも大切なことです。そうでないといずれにしても行動が止まってしまうからです。
これを社内で互いにできるようにするための研修を行うことでトレーニングでき、めきめきと力をつけていくようになり、一人ひとりができるようになります。
そうして風土は変化していきます。
よりよくなるために考えたことが進めていけるためにも、一人ひとりがその方法を理解し、身につけることが人生を生きていくで役立つことになります。そして望む人生を実現できていきます。
豊かな人生を自らつくっていくために、学ぶことは大切です。
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