あえて『人が離れる』という視点でみてみると気付きがあります。
働いている人が辞めることは企業にとって痛手になります。
リーダーにとっては「何が原因だったのだろう」と考える悩みの種にも成りえます。
ではどうして人が離れていくのでしょうか?
辞める原因(良い悪いではない)は辞める側にもあるものの、今回もリーダーの条件からみてみます。
【条件⑲】
人の育成は『逃げ腰』ではできない。
人は人と接点を持つときに自分を本当に見てくれているのか、聞いてくれているのか、受け止めてくれているのかを注意深く観察しています。それは意識的であれ無意識的であれ。
とくに注意深く観察する場面は
初対面の時
問題が起こった時
何かを成し遂げた時
どのように受け止めているのか
どのような反応をするのか
自分に興味があるのか
何に反応するのか
何に興味があるのかなど
そのときは態度、表情、目線、呼吸、声の高低、声の大きさ、語尾などよく観察しています。
リーダーは
本気でその物事に取り組んでいるのか
自分ごととして受け止めともに対応しようとしているのか
本気で部下を信頼しているのか
わずかでも人の責任にしたり
わずかでも対応から逃げたり
わずかでも自分ごとでないという態度を示したり
その段階で人の心は離れます。
なぜなら危険だからです。
そのようなリーダーといると危険だからです。
人の責任にしたり、対応から逃げたり、自分ごとでないという態度になる根底にあるのは “恐怖心” です。
自分を信じることができていない=自信がないということを現しています。
自分を信じることができないので、相手のことも信じることができないのは道理が通っています。
まずは自分を信じること、そのためには過去に自分を信じることを辞めた出来事を解決することです。
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