なかなか社員が育たない、子どもが思うように動いてくれないなど聞くことがあります。
そしてどうしているのか尋ねると、「何度言っても行動しないからもう言うことをやめた!」「言うことが嫌になった」「諦めた」というような声を聴きます。
やめたり、嫌になったり、諦めたり。
人を育てる思いは、やめてもいいくらいのものだったのです。
その程度の想いだったのです。
しかし口にするのは、まだ心の中にあるからです。
心の中にありながら行動しないのは、自分への裏切りです。
なのでどんどんしんどくなります。そしてめげるまたはイライラする。そしてなかったかのように振る舞う。自分に嘘をついていることに気づかずに。そしてまたしんどくなるの繰り返し。
このスパイラルは自分を育てることをやめています。
自分を育てることをやめているのですから、人を育てることはできません。
ここは表裏一体ですから。
人育ては、自分育てです。そして共育ちになります。
自分の心の声を聴き、自分が考える自分を明確に目標設定し、自分を育てることが何より大切です。
自分以外の人に目は行きがちですが、目を向けるのは自分です。
どうぞ自分を育て、豊かな人生を創っていってください。

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