【心の育成・教育】ちょっといやらしい話ですが・・・という前置き

お金の悩み

「ちょっといやらしい話ですが・・・」
「ちょっと恥ずかしい話ですが・・・」
「ちょっときたない話ですが・・・」

これ何の話の前置きかわかりますか?
よ~くこの話の前に聞く言葉です。

それは『お金』の話しです。

2017年3月のFPジャーナルSummaryに掲載されている「ヒーラーとしてのFP~癒しの4要素と癒しの実践10カ条~」によると、米国人の7割以上がストレスを感じる最大の原因は「お金」だということです。

これは個人的な感想ですが、お金の専門家であるFP(ファイナンシャル・プランナー)の月刊誌に“ヒーラー”や“癒し”という言語がでてくることは喜ばしいことです。なぜなら心とお金が密接に関係しているということを現している言語だと捉えているからです。

話を戻しますと、米国心理学協会では2007年から毎年「全米ストレス調査」を実施している中で、いずれの調査でも経済の好不調を問わず、米国人の4人のうち3人にとってお金の問題が、仕事や健康や家族の問題を上回るストレスの原因になっていることが明らかになっているということが書かれています。

米国に関わらず、我々日本国においても、お金のことがストレスになっていることは多々あるのではないでしょうか。

最初の「前置き」の話に戻りますが、「お金」の話をするときに、いやらしいや恥ずかしいや汚いなどという言葉がでてくるということは、そのようなイメージが自分の無意識にあるということに気付くことは重要なことです。

「お金」は、単なる紙や金属という物質でしかないのですが、その物質に我々は‟意味づけ”をします。その”意味づけ”をどのようにするかは人それぞれです。

そしてその“意味づけ”に“感情”がくっついて行動へと現れます。

お金に対して役立たない、またはブレーキになる思い込みを持っていることに気づいたら、その思い込みが出来た原因が何であったのか、そして自分はお金に対してどのような思い込みを持ちたいのかを明らかにしていくことは大切なことです。

またFPや経営者や営業の方々には、お金を扱う上で「お金に関する心の取扱説明書」として『心のしくみ』を学ぶことをお薦めします。

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