【豊かな組織であるために】ごちゃごちゃ言わんでええねん!?

ときどき聞く言葉で「ごちゃごちゃ言うな」というものがあります。

特に指示する側が相手にしてほしいことがあり、伝えた折に相手からその理由を聞かれたり、持論を言われたりしたときに押さえ込むように出てくる言葉のように思います。

興味深いのは指示する側が、人は理解と納得をしないと行動しないということをその瞬間わかってないということです。

理由もわからず言われるがままに行動することは私たちにとって恐怖です。その行動をしたことでどうなるか、またどうしたらよいのかがわからないからです。自分の行動に責任を持とうとする人は当然その理由を聞いてきます。聞いて理解し納得してから行動したいからです。

理解し納得して行動するときには、その目標または目的のために自分は何をすればよいかも考え始めることになります。そうすることで自ら考え自ら動くという点が育っていくことになります。

しかし理解もせず、納得もないまま行動するということは、自分の行動に責任を持たず、指示した人の責任にすることになります。そうすることで何も考えず、言われないと行動しない人が育ちます。

人に何かをしてほしくて伝えるには、その行動への目的や目標である意図を伝えることは最低条件です。


ごちゃごちゃいうには理由があります。その理由も聞かずに相手に自分の言うことを聞いてもらうことは無理があります。力尽くで押さえ込んだところで生まれてくるのは恐怖心に基づく、怨みや猜疑心などからの怒りや虚無感です。

ごちゃごちゃ言わずに行動したらいいという尊重のない人への扱いは、ハラスメントに繋がり、メンタルダウンにも繋がります。

ごちゃごちゃ言ってくれるということは、伝える側である自分のコミュニケーションが足りていないことを教えてくれているということです。

ウマくいく方法は、相手にわざわざごちゃごちゃ言ってもらわないだけの明確な意図を伝えることです。

人を活かす学びをすることも心のしくみを知ることも大切なことです。

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