【心の育成・教育】共依存からの脱出

共依存2

この春、共依存から脱出することをコミットした方、おめでとうございます!

今まで起こる出来事に対して

「私がいないとあの人はどうなるの?」「私が助けてあげなくては・・・」という救済者

「〇〇さんから△△されて辛いんです」「私って□□できなくてダメなんです」「〇〇さんが△△してくれないから辛いんです」という被害者

「〇〇さんのせいでこんなことになっているんです!」「〇〇さんが悪いんだ!」「人のせい」「社会のせい」「環境のせい」という加害者

こんなことをしていることに気付いたら、それは『共依存』です。

【共依存はどうして起こるのか?】

共依存の根底にあるのは『恐怖心』です。

そして『恐怖心』に基づき『自分に力がない』「自分を信頼していない』ことから起こります。

救済者は、自分を頼ってくれる人がいることで自分の存在を確認します。
自分で立てない(と思い込んでいる)=自立していない人を探し、救済することで自分の存在があることを確認するのです。そして救済した相手が自立しようとすると、その人を立てないように仕掛けていきます。立ってしまうと自分を頼ってくれないので存在がなくなると思うため、無意識で相手を立てない状態に縛り付けます。多くは言葉によって。そしてその言葉を発した瞬間から救済者ではなく加害者に変化します。

被害者は、自分が立てないと思い込んでいる。もしくは立てないふりをして救済者を引きずりこみ、自分をかまってくれる人がいることで自分の存在を確認します。そして自分をかまってくれなくなると救済者に対して「どうしてかまってくれないの!?」と加害し始め、加害者に変化します。

加害者は、自分の存在を確保するために、自分以上の力を発揮する人や環境を壊そうとします。言葉や行動によって傷つけます。また自分より力の無い存在にしておいて、なおかつ自分の支配下に入れるために救済者の役に変化し、頼らせる、慕わせる行動にでることもあります。

これらの役はいずれにしても『自分に力がない』「自分を信頼していない』ことから起こります。

そしてこの関係性は相手がいなくても、自分一人でも自分の中に3役をつくりその役をすることができます。

【共依存からの脱出は・・・】

自分一人で決めることです。もし相談するなら自分の肩を持ってくれる人でない人、判断に当たりいずれにもかたよらない見方ができる人に話すことです。

その理由は、あなたが被害者として「〇〇さんから△△された」と話すと、あなたの肩を持ってくれる人はあなたを救済しようとし始めるからです。もしくは、どうしてそんな人と一緒にいるのかと加害し始めるからです。つまり、ここでまた共依存を生み出していることになるのです。今まで関係がなかった人を引きずり込むことになるからです。これは健康的ではありません。

またあなたが「〇〇さんがこんなことしてくるのひどいと思いませんか?」と加害者として話す、「ひどいね!」と一緒に加害する役を生み出すことになるからです。

【脱出した証拠は?】

言葉が変わります。行動が変わります。

自分の責任にした言動に変わります。

「私〇〇します」と自分が望むことを自分が決めたという言葉になります

そこには人が言ったからとか、人から言われたとか、決定までにそのヒントを与えてくれる人がいたとしても、自分が自分の決定に責任を持った言葉に変わります

この春、自分に戻り、自分の責任で、自分で決めて行動し始める方が増えることを願っています。

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