就活中の子どもを持つ親御さんが時おりセッションに訪れます。色んな悩みを抱えています。
「もう就職活動をしないといけない時期なのに行動してないんです」
「自信がないと言っているのですが、どんな言葉をかけたらいいのかわからなくて」
「なかなか就職先が決まらないのですが、何か子どもに問題があるのでしょうか」
など。
まずは就職活動をしているのは、親ではなく子どもです。親としてできることをする。それは子どもの立場に勝手になって親の不安や不満を子どもに伝える事ではないことに気付くことから始まります。
子どもが就職への活動をするために親として自分がサポートできることは何であるのか。
それは子ども自身が、自らが考え行動したと思えるようにサポートすること。
子どもを信じること。
普通でないときほど、周囲が普段のままでいることは大切なことです。周囲が普段のままでいることが軸となり、自分の状態が客観的に見れるからです。
ブレているのか、焦っているのか、これでいいのか。自分軸は何なのか。
通常でないときほど、家族の誰かが普段のままでいることで安心が生まれます。その姿を見ることで自分の内なる声を聴く余裕ができて、落ち着いて行動できるようになります。
親である自分が落ち着いた状態でいれるよう自分に意識を向けることが最も重要です。それが自分が大切にし、子どもを大切にできることになります。
家族の一人ひとりが自律し豊かでありますように。