「二面性があることは良くないことだと思っていました」
私たちは2面どころか何面も持っています。
自分の役割や立場が変われば表現も変わります。
アイデンティティを役割と捉えれば、いくつもの役割を私たちは持っています。
例えば課長と話している部下がいて、その内容を課長が部長に伝えるときに表現方法が違うことを聞いて不信感を持ったという話を聞くことがありました。
立ち位置が違えば、見え方も変わる。伝え方も、考え方も変化します。
そのときに大切なのは、何を軸に存在しているかということ。
何を大切にしているのかということです。
関わる誰もが良くなるために表現を変化させ、そこに存在しているのか。
自分を守るために表現を変化させ、そこに存在しているのか。
私たちは、課長は自分が思う課長であり続けてほしいと思います。
部長の前で変化しないでほしいと思ったりします。
しかしその思い込みは、新たな視点を欠如させることになります。
私たちの役割は相手によって変化します。
視点を変えてみてみることも自分の視野を広めることに繋がります。
役割の変化を見る目と、軸を見る目を養うことは大切なことです。
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