一人一人が持っているだろう役割に対するイメージや感覚や意味づけ。
組織の中で、その役割に対して明確な定義がされていなければ、いえ明確に定義されていたとしても起こりえる認識の差があります。
そして自分が思っている役割の能力や行動を相手がしなければ、それは不満や不安に変わります。
自分が思い込んでいる役割に対するイメージや感覚や意味づけを相手に伝えることなく、「〇〇して当たり前じゃないか」「こんなこともしないの?」など愚痴や文句に変換し、それらの愚痴や文句を自分の中だけでとどめることなく、自分が正しいと同意をとるために周囲にも波及させ、周りからどんどん孤立させていくように加害が進んでいきます。
自分が考えていたことと違う行動を相手がとることが恐怖心となり、自分の正しさを証明したいという自分の存在価値のために周囲を巻き込み自分を救済してもらいながら相手を加害するということを行いますが、それが自分が所属する組織を危うくしていくことだと気づかず、次には何もしない組織や会社が悪いとさらに加害を広げていきます。
解決するのは容易です。
役割について考えていること、思っていること、イメージしていること、感じていることを出し合うこと。その場をつくること。
出力しあうという行動をおろそかにして、望むことは手に入りません。
自分が所属する組織(会社や家族や団体など)の風土が良くすることは、自分の良い居心地をつくることです。
どうぞ自分を大切にする、関わる人や組織を大切にするために出力し合ってください。
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