ときどきいただく質問です。
関わらせていただいている企業の風土が変化する。それは社員さんたちの雰囲気が変わるということ。
心のしくみを学んだ社員さんからよく聞く言葉は
「イライラすることがなくなりました」
「今までなら言おうかでも…と思っていたことが何のつっかえもなく言えるようになりました」
「優しい気持ちになりました」
「前向きに考える様になりました」
「人が自分のことをどう思っているかを気にすることがなくなりました」
などなど
これは心理的安全な場をそれぞれがつくったということです。
この心理的安全な場つくりには、ポイントが3つあると考えます。
①組織として安全な場をつくるというルールをつくること
②個人が自分の状態を学び知識として理解すること
③個人がその知識をもとに自分を豊かに取扱う実践を行うこと
なぜ心財育成が関わると風土がさらによりよく変化するのかという質問については
心のしくみを学び理解しながら各個人およびグループでのカウンセリングを行い、疑問、モヤモヤ、問題解決をしていくからです。
自らを知り、自らを知ることで相手を知ることになり、互いを知ることで心が安定し始め、自分を出してもいいのだという場になり、そうすることで安心して自らの考えを出力できるようになり、自ら出力したことが原動力となり、自ら動き始める。
自らを知りたくないという抵抗がおこることもあります。そのとき、「今」向き合いたいのか向き合いたくないのかも自分で決めることで自分に責任を持つということになり、セルフマネジメントできる人と風土になっていきます。
思考と感情を同時に取扱うことで加速して変化していくことになります。
一度この経験をした組織は、自走し始め、どんどん変化していくという仕組みです。
取組みたいが・・・
「社員が何と思うか・・・」
「ひとりでも研修を取り入れると言うことで機嫌を損ねるとややこしくなるので・・・」
「社員がやりたいと言ってきたらできるのだが・・・」
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という言葉を聞きます。確かにそれなりの調和らしきものが変化するかもしれないと思うことは不安を伴うかもしれません。
しかしそれが「それなりの調和」ではなく「意識して互いに創り上げていく調和」であることが大切なのです。
自分たちで
・何がより働きやすく
・やりがいを持てるのか
・確認しながら創り上げていくことで
・やり方が身につき
・自信になり自走し始める
「社員が・・・」と他責していることは、社員を大切にしていることではなく、互いに力がないという共依存であることに気付くことが何より重要です。
組織風土は生きものです。
豊かな組織風土を成長させていくことを心より願います。
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