ありのままを受け入れて・・・。とか
ありのままでいいんだよ。とか
この言葉ときどき見かけたり、聞こえてきたりしますが それが望ましくないとき本当にありのままでいいのでしょうか?
ありのままは現状なので、現状を知ることは大切です。
そしてそのままでいいと言われると、ダメだダメだと思わなくてよいというように思えて一瞬楽になったように感じたりするかもしれません。
ダメだダメだと意味づけていたことから一旦離れられたことは役立ちますが、望ましくない状態がありのままであれば、それは望む自分にしていく必要があります。
望ましくなかった自分にも肯定的意図があります。
その肯定的意図を自分に訊いて、引き出し、「そうだったのか!」と知ることから望ましい自分が発見でき、ありたい自分に向かい始めます。
望ましくない自分を「ありのままでいいんだ」とそのままにしておくことや受け入れて終わらせようとすることは、自分を尊重して生きていることではありません。
そのまま放っておくと、またモヤモヤしてきます。そしてそのままでいいんだよと言ってくれた人に依存が始まります。それは救済を求めたり、加害したり。そう共依存です。
もしありのままの自分が望ましくないならば、ありのままを俯瞰して理解し、望む自分を設定し、どうぞ豊かに生きてください。