【どこまでいっても自分の枠組み】
自分ひとりで考えていると、それが当たり前で疑問を持つこともありません。
しかし一度、他の人の考えが入っていると「そこのポイントから入ってくるんだ」とか「そんな視点もあるんだ」と脳が掻き回される感覚になります。
そして自分の思考の枠組みに気付き、その枠組みが自分の価値観に沿っていることに納得しながらも微笑ましくなります。
この時、自分の価値観がわかっていない場合は自分の考えを疑い始めたりします。
【自分と違う枠組みへの脳の対応】
自分の枠組み以外の言葉つまり意見は、日本語として音の羅列でしか入ってこないというとても興味深い経験になります。
同じものに対して意見を言う場合でも、使う言語の違いが他国の言葉を聞いているかのように聞こえることは面白いです。
それでも理解しようとエネルギーをそこに注いで、初めてちょっと理解できる程度。
このエネルギーを注ぐという労力を使うことが面倒になると、私たちは人の意見を削除したり、歪曲したり、一般化して入力することになります。これも興味深い経験です。
【自分の脳は面白い!】
自分の枠に気づくには、自分以外の人が居てくれるだけでいい。
どこまでいっても自分の地図があることが愛おしく
自分以外の人が居てくれることが愛おしいと思えます。
こうして人が居てくれるからこそ、自分を意識できます。
存在してくれてありがとう。
自分の考えを出力してくれてありがとう。
脳を遊ばせてみることは面白いです!
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