あえて『人が離れる』という視点でみてみると気付きがあります。
働いている人が辞めることは企業にとって痛手になります。
リーダーにとっては「何が原因だったのだろう」と考える悩みの種にも成りえます。
ではどうして人が離れていくのでしょうか?
辞める原因(良い悪いではない)は辞める側にもあるものの、今回もリーダーの条件からみてみます。
【条件㉑】
人の育成は『恐れがある』ようではできない。
恐れがあるとどうなるのか。
人が続かない
次々と辞める
場合によれば訴えられる
恐れは望ましくないことを引き寄せます。
それもそのはず、恐れは下記のような行動を引き起こすからです。
【否定する】
相手の話す内容を否定したり、態度で否定したりと拒否する行動にでます。
【責める】
自分と違う意見や行動を引き合いに出し、否定した上で、その意見や行動を責める行動にでます。
【こき下ろす】
相手が意見を言えないように、言うという意欲を削ぐまで、相手の価値観や言動を否定し続け、動けなくする行動にでます。
【無視をする】
視点を別のものに移し、相手がその場にいないかのような行動にでます。
【削除する】
相手が自ら辞めるように働きかける行動にでます。
このようにして
人が続かない
次々と辞める
場合によれば訴えられる
ということが起こり始めます。
恐れは望ましくないことを引き寄せます。
これらの行動に出る理由は、自分を信頼できていないこと。
能力として自信があったとしても、人との関係性において自分という存在を信頼できていないことから起こります。
自分を信頼できていないため、相手も信頼できず、意見や行動が自分が思うものと違った瞬間に攻撃に出始めます。自分で傷つけた心を自分で守るために。しかし攻撃に出たことでまた傷つくということが永遠起こり続けます。
気づいたら自分を本当の意味で大切にすることです。
大切にする心のしくみを知ることです。
それが最も早く楽に豊かになる方法です。
この心のしくみを知ることはリーダーとして必須です。