【人が離れるリーダーの条件⑮】 ~柔軟性~

人が離れる条件

あえて『人が離れる』という視点でみてみると気付きがあります。

働いている人が辞めることは企業にとって痛手になります。

リーダーにとっては「何が原因だったのだろう」と考える悩みの種にも成りえます。

ではどうして人が離れていくのでしょうか?

辞める原因(良い悪いではない)は辞める側にもあるものの、今回もリーダーの条件からみてみます。

【条件 ⑮】

人の育成は『柔軟性がない』ようではできない。

【柔軟性を発揮する前提とは】

「柔軟な考え方をしなさい」
「柔軟に行動しなさい」
「柔軟性を持ちなさい」
など言われたことや聞いたことが一度はあると思います。

そもそも柔軟性を発揮するためには

重要な前提が2つ

あります。

それは
目標が明確であること
そしてその目標に向けて
知覚が鋭敏であること
目標が何もないのに柔軟性は発揮しようがありませんし、目標があっても知覚である観察力が鈍いとずれていることすらわかりません。

リーダーとしてこの
明確な目標

鋭敏な知覚
がないと周りは迷うことになります。

【柔軟性を発揮するためのもうひとつ重要なこと】

柔軟性を発揮しようにも、私たちは自分の思い込みという枠で見ているため、考えが浮かばないということが起こることがあります。

この時に大切なことは、一旦自分の思い込みから抜けることです。

どのように抜けるのか。

いくつもの方法があります。

◆ この出来事が別の人に起こっていると想定して意見を言ってみる。

◆ 自分が尊敬する人なら何というか立ち位置を変えて言ってみる。(※この立ち位置を実際に変えて ❝見る❞ ことは重要です)

◆ 自分以外の人の意見を聞いてみる。
など

自分が作った問題は同じ位置からでは解決できません。

リーダーとして柔軟性を発揮できるということは、
指し示す方向が明確であり、
そこに到達するための方法のみを考えていること
です。

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