働いている人が辞めることは企業にとって痛手になります。
リーダーにとっては「何が原因だったのだろう」と考える悩みの種にも成りえます。
ではどうして人が離れていくのでしょうか?
辞める原因(良い悪いではない)は辞める側にもあるものの、今回もリーダーの条件から見てみます。
【条件 ②】
人の育成は『観察力』が鈍くてはできない
観察力=見る力、聴く力、感じる力。
これらを鋭敏にするにはどうすれば良いか考えたことがありますか?
人(相手も自分も)を育てるにしろ、営業するにしろ、観察力が最も重要です。
観察できてこそ、そこに対応する手を打てたり、知識を使えたりするからです。
では観察力が鋭敏になるにはどうすればよいのか?
それは「内部対話」を減らすこと、無くすことです。
内部対話とは自分の中での独り言です。
黙っていても私たちは何らかの考えを思いめぐらしています。
この内部対話がない時ほど観察力は増します。
特に不安や不満や怒りなど恐怖心に基づいた感情があると内部対話が始まります。
そして外の世界を観察できなくなる。
そしてずれ始める。ずれてることに気付くと焦る。
そしてまた内部対話が始まる。
そしてまた外の世界を観察できなくなる。
そしてまたずれる。
これが繰り返されて行くのです。
そして自分のことしか見ていないので、ともにいる人は寂しさを感じたり、興味を無くしともにいる人が離れていく。
自分の中の内部対話の元に何があるのか自分に問うてみてください。
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